[News] ブラジルに大きな可能性

看板JAM_Project作者 (光と闇の洗禮)時間16年前 (2008/08/10 21:05), 編輯推噓1(100)
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http://www.yomiuri.co.jp/donna/do_080808.htm 未だ、ブラジル熱がおさまらない私。がしがし原稿を書き続けています。なんとい うか、会う人ごとに、記事を振りかざし、写真を見せたくなる、そんな取材をしたのは 、本当に久しぶり。毎度毎度、大概の人々は「そんな人気あるの?」と半信半疑から始 まって、「ひえええええ。すごい」と驚いてくれるので、非常に語りがいがあるという か(笑)、キリスト教の宣教師の気持ちがちょっとばかりわかった四十路の夏でござい ます。 今回は、紙面に使わない写真もちりばめてご紹介しますね。 行く前は、治安が悪い、悪い、と言われていたブラジルですが、こういうことを軽 々に言ってはいけないのでしょうけれど、私は、少なくともサンパウロ市内においては 、危なさはあまり感じませんでした。そりゃ、もちろん、サンパウロの歌舞伎町的なと ころ(があるのかどうかは別にして)に足を踏み入れていないから、というのはありま すけれど、街を歩いていて「怖い!」と思う点では、アメリカの方が上だったような気 がします。通訳兼ガイド兼フォトグラファーの仁尾帯刀さんと一緒に地下鉄にも乗りま したが、普通に快適でした。   さらに、色々考えさせられました。その日の地下鉄の構内では、エスカレーターが 止まっていました。そこに、大きなスーツケースを抱えた女性がいて、立ち往生してい ました。そうしたら、彼女の前を歩いていた、若い女の子が、すっとそのスーツケース の一端を持ってやったのです。そして、二人でスーツケースを運んで、その止まったエ スカレーターを降りていったのですね。もちろん、2人は単なる通りすがり同士。別に 知り合いではありません。  また、地下鉄の車内で大きなビニール袋の荷物を抱えた女性がいました。その袋に は、固いものがはいっているらしく、袋の下部に穴が開きかけていました。そうしたら 、今度は向かいに座っていた女性が「袋に穴があいてて、そのままだとアブナイよ」と 教えてあげているのです。この二人も、もちろん乗り合わせた者同士。 どちらも、もちろん、たいした話しではないのですが、なんだか非常に考えさせら れてしまいました。日本では、地下鉄構内でエスカレーターが止まっていることは、滅 多にないですけれど、そこで困っている人がいても、声をかける人はほとんどいないよ うな気がします。何が起こるかわからないこのご時世、特に東京のような都会では、皆 、他人とできるだけかかわりを持たないように生きている感すらあります。さらに、み んな先を急いでいるから、人に関わっている暇もないんですよね。コンビニで小銭を探 していると、ほんの10秒ほどのことなのに、後の人に「ちっ」と舌打ちされちゃう時 代ですから。なんというか、「やっぱ、日本、病んでる?」という気がした、ちょっと したブラジル体験だったのでした。 さて、それはさておき、「アニメフレンズ」体験。 初日は、影山ヒロノブさん、遠藤正明さん、きただにひろしさんの、2日目は、福 山芳樹さん、奥井雅美さん、美郷あきさんのライブ、そして最終日はJAM Proj ectとしてのライブが行われました。初日はね、チェンジマンもあればアバレンジャ ーもあるので、ブラジル人客と私の知識というかスタンスは同じなんですよ。きただに さんの魔弾戦記リュウケンドーに至るまで、お客さんが一緒に唱和するのには、ちょっ と驚きましたが。 ネット時代だから、何でもみんな情報を持っていて、そこに、タイムラグがないん ですよね。もちろん、彼らが言う「ネット」には、権利的に合法かどうかあやしいもの もあるんでしょうけれど、権利を持つ会社の方々には、もうそういうことが出来てしま う時代だ、と、そうやってアップされたものが地球の裏側で大ブームを起こす可能性も あるということを念頭に、そこからどう権利を守っていくかを考えないと、どうしよう もない時代になっている、ということなんではないでしょうか。やたらと、「ネットに アップされているものをパトロールして消す」だ옊 さらに、2日目。奥井さんたちの歌は、アニメ中心なわけです。私の不得手とする 二次元(笑)。それも、相当マニアックなものも多い。それでも、1曲タイトルを言う たびに、お客さんが湧くこと、湧くこと。「それなに?」状態の鈴木記者は、なんだか ものすごく異邦にきたなーという気持ちになってしまったのでした。いや、異邦人とい えば異邦人に違いありませんけどね(笑)。 そして最終日のJAMのライブ。これは、挑戦だったと思います。それぞれが、ア ニメの代表曲を持っているJAMの面々ですけれど、プロジェクトとしての活動が、海 外で受け入れられるかというのは大きな賭けだったと思うのです。 でも、湧きましたね。JAMの歌は、非常にメッセージ色の強いものが多いと思う のですが、こういうものについても、お客さんは日本のお客さんと同じ反応でした。こ れは、アーティストさんにとってはもちろん、見ている私にとっても嬉しい反応でした 。本当に、音楽は世界をつなぐんじゃないか、と新聞記者という職業の人間には恥ずか しいくらい青臭いことを思ってしまったほどです。 ライブに先立っては、アニソンカラオケ大会というものが開かれまして、審査員を 務めてまいりました(笑)。ここでも、参加者が、見事な日本語に、振り付けをして、 アニソンを歌い上げていました。超時空要塞マクロスの主題歌「愛・おぼえていますか 」を歌い上げたラファエラさんは、歌の途中、審査員席にメッセージを書いた紙を置い ていきました。紙を開くと、そこには日本語で「音楽で暴力を静かにさせる」と書いて ありました。なんだかジーンとしてしまって、審査員席で涙ぐんでしまいました。次々 に披露される日本のアニメ特撮ソング。 これほどに、日本語の歌を、日本の作品を愛してくれる人が、地球の反対側にいる 。そして、同じように、みんなが平和で幸せであることを祈っている。 色々な意味で、大きな、大きな「可能性」を感じたブラジルでした。 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 61.229.219.237

08/10 21:14, , 1F
雖然紙面沒有不過圖還真小張 O3O
08/10 21:14, 1F
※ 編輯: zakarumx 來自: 61.229.219.237 (08/10 21:42)
文章代碼(AID): #18dkU6_- (JAM_Project)
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