Kimagure EVA★Road 第6話 轉 …

看板OrangeRoad作者 ( 專題....糟了....)時間27年前 (1997/11/14 03:55), 編輯推噓0(000)
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きまぐれエヴァ★ロード 第6話 轉校生襲來 僕がこの學校に轉校してきて1週間になった。 やっとクラスにも馴染んできて、すっかり平和になっていたんだ。 でもその狀態が長く續けばいいなんて思ったのが大間違いだったわけで‧‧‧ 「突然だが‧‧‧轉校生を紹介する」 朝の朝禮の時間、日向先生がそう告げる。 ”えーっ” さすがに1週間の間に二人も轉校生が來るなんてあまりないことだろうか、クラ ス中が大騷ぎになった。 ”どんな子かな?” ”美少女やったらええな‧‧‧” そんなクラスの期待をあおってから先生は轉校生をクラスへ呼び入れた。 「それじゃ‧‧‧渚君、入ってきて」 ガララ‧‧ ドアをあけて入ってきた彼を見た瞬間 ”キャーッ” と女子からは黃色い歡聲が上がった。 一方男子は‧‧‧ ”なんやキザったらしい男やな‧‧‧かーっあんなのただのええ格好しいやん か” このトウジの意見に代表されるような意見でまとまったようだった。 「それじゃ、自己紹介を‧‧‧」 「はじめまして、渚カヲルです」 さわやかな微笑みをうかべながら彼はそう言った。 「轉校してきたばっかりで、わからないことだらけですけど、どうかよろしく」 「それじゃ席はどこか空いてないかな‧‧‧お、碇の後ろの席が空いてるな」 そう先生が言った瞬間、思わず身震いするくらいの敵意のこもった視線がクラス 中の女子から僕に向けられた。 「それじゃ、碇。彼を席まで案內して‧‧‧」 「あ、どうも碇シンジです」 「僕は渚カヲル、『カヲル』でいいよ」 「僕も、あの、『シンジ』でいいよ‧‧‧」 なんだろう?彼の不思議な雰圍氣は、はじめて會ったばかりなのに‧‧‧ 「よろしく、シンジ君」 そう言って笑う彼の顏を見て僕の顏は何故か赤くなった。 「よ、よろしく、カヲル君」 ヤヲイ この言葉で言い表せるような雰圍氣を二人から感じたクラスメートは ”なんや‧‧‧碇もそういうしゅみがあったんかい‧‧‧” というトウジの感想と同じような意見をもったようだ。 そんな中ケンスケは‧‧‧ 「あの轉校生の隱し撮り寫真を撮ればまちがいなく儲かる。 女子からの注文が殺到、新しい機材も買えるかもしれない‧‧‧ しかーし、俺にもプライドというモノがある、俺の被寫体は美少女じゃないとダ メなんだ。 だけど儲かりそうだし‧‧‧いや、プライドが‧‧‧」 と延々と思考の無限地獄に墮ちていたのだった。 晝休みになって他のクラスからも噂の轉校生を見に來るために女子が集まった。 ”キャーッ!本當に格好いい!” ”アタシ、彼のファンクラブ作っちゃう!” そんな中。 「なんや、他のクラスの女子まで‧‧‧うるさいのう」 そう言ってむくれるトウジ、そして パシャ、パシャ カヲルの寫真を撮りまくるケンスケ‧‧‧ どうやら彼は物欲に負けたようだ。 「くくっ、これも新しい機材で學園一の美少女劔流アスカを撮るためだ、我慢我 慢」 しかし悔し淚を流しながらシャッターを押す姿はかなり不氣味なモノがあるぞ。 余談だがこの時彼が撮った寫真は翌日學校中の女子に凇れたそうだ。 即日完凇‧‧‧おそるべし、渚カヲル! ”やっと授業がおわったー” ”さってと、歸るか‧‧‧” 「一緒に歸らないかい?シンジ君」 歸る時間になってカヲル君は僕を誘ってきた。 本當はあばかぶに寄って行きたかったんだけど‧‧‧ 何言ってるんだ!カヲル君は轉校してきたばかりでまだ僕以外に友達と呼べる人 がいないんじゃないか! 僕がここで彼の誘いを斷ったら、すごく傷つくだろうな。 そう考えると僕はとても誘いを斷ることなどできなかったわけで。 「べ、別にいいけど、カヲル君」 「うれしいよ!シンジ君!」 そう言って僕の手を握ってきた。 感激屋なんだな、カヲル君って。 彼があまりに嬉しそうだったので、こっちとしてもを離すのが惡いような氣がし て、手を握ったまま下馱箱まで一緒に行ったんだけど。 「靴はかなきゃ‧‧‧ね、カヲル君」 「そうだね‧‧‧」 手を離すとき彼は少し殘念そうな顏をしたのが、こっちとしては何か氣になった わけで。 ”らーらーらーらー、るーるーるーるー” 歸り道でカヲル君は何か鼻歌を口ずさんでいた。 よく聞いてみるとそれは歡喜の歌のようだった。 機嫌がいいのかな? 「歌はいいね」 ちょうど一番有名なメロディーを歌い終わった後で、突然歌をやめてこっちに話 題をふってきた。 「え?」 「歌は心を潤してくれる、人間の生み出した文化の極みだよ」 「そ、そうだね」 變な言い回しだな‧‧‧ やっぱりかなり獨特のリズムを持った人かも‧‧‧ 「シンジ君は歌は好きかい?」 「う、うん」 「それはよかった、じゃあ今日一緒に歌いに行こう」 急にそんなことを言われて僕も驚いた。 だけど僕もカラオケは好きだったし、特に用事もなかったので、彼の誘いに乘る ことにした。 「えっ、今日‧‧‧い、いいけど」 「それじゃあ、決まりだね。このあたりにカラオケボックスはあるのかい?」 「僕も引っ越してきたばかりでよく分からないんだ、でも繁華街の方なら‧‧ ‧」 「それじゃ、行こうか!シンジ君」 僕らは學生服のまま連れだって、驛の近くの繁華街まで步いていった。 この邊りは結構人通りも多くて色々なプレイスポットがある。 しかし夕方時でどこのカラオケボックスも滿員のようだった。 仕方なく僕たちは店を求めて裏通りの方まで步いていった。 「こ、ここって‧‧‧」 「ホテル街のようだね、シンジ君」 顏色一つ變えずにカヲル君はそう言った。 「人の目が氣になるのかい?」 「う、うんちょっとだけ‧‧‧(こんなところを男同士で步いてるんだから、人 の目も少しは氣になるよ)」 「ガラスのように纖細だね、特に君の心は」 「僕が?(ただ、恥ずかしいだけなんだけど)」 「そう、好意に值するよ」 「コウイ?」 「好きってことさ」 マズイ‧‧‧彼は、彼は、彼は‧‧‧ひょっとして‧‧‧ ヤ‧ヲ‧イ! ”ザザッ” 「何處へ行くんだい?シンジ君」 その瞬間僕はカヲル君から何mか離れた。 とりあえず彼の周りから離れたことで一息ついた‧‧‧が 僕が目にしたのは、僕が離れた事を殘念がっている樣子もなく 至福の表情を浮かべているカヲル君だった。 「積極的なんだね、シンジ君は」 「えっ?」 そう言われて後ろを振り返ってみる、すると ご休憩 3000圓 ご宿泊 5000圓 と書かれた看板が僕の前にあった。 「あーっ!?」 「こんなに早く分かり合えるとは思わなかったよ、シンジ君。さぁ二人で愛の世 界に‧‧‧」 な、なにがなんだか、もうわかりません。 僕は確か今日はじめて彼と出會って、友達になって。 それから一緒にカラオケに行こうってことになって。 そして店を探しているうちにホテル街へ‧‧‧ 「どうしたんだい?シンジ君」 「あ‧‧‧あ‧‧‧‧あ‧‧‧‧」 僕はあまりの狀況に口を利くことすらできなかった。 「この中にもカラオケの設備くらいあるよ、さあ二人の愛を歌いに行こう」 そう言ってカヲル君が僕の腕をとって建物の中へ連れ丢もうとする。 も、もうだめだ。 頭の中がぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる‧‧‧ ”バタン” 「ど、どうしたんだい?シンジ君」 あまりの事で僕は一時的に氣を失ってしまったようで‧‧‧ 「これも天から与えられたチャンスと思おう‧‧‧さぁ今度こそ二人の愛の世界 へ‧‧‧」 そう言ってカヲル君が僕をホテルに連れ丢もうとした瞬間だった。 「ちょっと、そこのアンタ!なにやってんのよ!」 カヲルの目の前に立ちふさがる少女が現れた。 髮に赤い飾りをつけたその少女はかなり頭に來ているようだ。 「僕は彼と愛の世界を作るだけさ‧‧‧‧」 「アンタバカぁ!シンジは氣を失っているじゃないの!」 ここに 虎相對す。 シンジをめぐっての二人の戰いはどうなってしまうのか‧‧‧ To be continued. 次回予告 狀況に流されるままヤヲイへの道を走ってしまったシンジ、そんな彼をくい止め ようと立ち上がるラブコメの使者達がいた。 第7話 決戰、第3新東京市 次回はサービスしちゃうぞ!
文章代碼(AID): #qQrii00 (OrangeRoad)
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