Kimagure EVA★Road 第7話 決 …

看板OrangeRoad作者 ( 專題....糟了....)時間27年前 (1997/11/14 03:57), 編輯推噓0(000)
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きまぐれエヴァ★ロード 第7話 決戰、第3新東京市 「あんたこんなところで何してるのよ!」 確かにその言葉がぴったりの狀況だ。 ラブホテルの前で制服を著た中學生(片方は氣を失っている)が中に入ろうとし ているのだから。 それを默って見逃すような彼女じゃない。 「別に‧‧‧ただ彼と神聖なる愛の儀式をしようと思ってね」 とぼけるカヲルだがそれを見逃さない彼女。 「なーに寑ぼけたこと言ってんのよ! シンジは氣絕しているじゃない、そんな狀況で‧‧‧」 「そんな狀況でなんだい?」 「ホ‧‧‧ホテルだなんて‧‧‧とにかくこの劔流アスカに見られたからにはそ んなことできないと思いなさいよ!」 「それはどうかな?」 「なんですって!」 繁華街で買い物を樂しんでいたアスカは、家に歸る近道を通っていてこの狀況を 見つけたようだ。 『なんでシンジがこんな所にいるのよ!それも氣絕して‧‧‧ これは絕對にあの男がヤヲイでシンジを標的にしようとしているに違いないわ。 そんなの絕對に許せない!』 自分にとって少し氣になる男の子がピンチな狀況にある。 『彼を救い出すんだ!』 乙女の心はその使命感に燃えている。 「シ、シンジとホテルに入ってピーでピー(自主規制)な事をした後に、さら に‧‧‧あんな事やこんな事もするんでしょ‧‧‧」 「勿論さ」 さわやかな笑みを浮かべたままでそう答えるカヲル。 「男同士でそんなことしていいと思ってるの!」 「愛に性別なんて關係ないよ」 「それにアンタは轉校してきたばかりじゃない!」 「愛に時間なんて關係ないさ」 「それに‧‧‧どうしてシンジなのよ!」 「彼と僕には運命的なつながりがあるのさ 僕には彼と出會った瞬間にそう感じられたよ つまり僕と彼は結ばれる運命ってことさ」 カヲルはアスカの質問に何一つ顏色を變えずに答える。 次第に形勢の惡くなるアスカ。 「そんな事見逃せるわけないでしょ!」 言葉ではかなわないから暴力で! とばかりにカヲルに毆りかかるアスカ。 實際にかなり頭に來てたのだが。 彼女の怒りの鐵拳がカヲルに命中するかに見えたその瞬間。 「キャーッ!!!」 つきだした腕と推進力を利用してカヲルは投げ技をかける。 アスカの体はそのまま一回轉して地面に叩きつけられた。 「や、やられた‧‧‧」 大きなダメージを受けて地面にうずくまるアスカ。 「今回は僕の方が一枚上手だったようだね」 それを見て勝ち誇ったような笑みを浮かべるカヲル。 「合氣道の使い手だったのね‧‧‧く、くやしい‧‧‧」 「じゃあ、僕らは愛の世界へ旅立つよ、さようならアスカさん」 そのままカヲルはシンジを抱きかかえてホテルの中へ入っていった。 「こ、こうなったら助けを呼ぶしかないわ‧‧‧」 アスカは最後の力を振り絞って自分の攜帶電話である家に電話をかけた。 「もしもし‧‧‧アスカですけど‧‧‧」 僕が目を覺ますと ”シャーッ”という音が向こうの方から聞こえてきた。 「何だろう?」 いぶかしく思った僕は周圍の狀況を見回してみる。 向こうには冷藏庫、すりガラスのドアのシャワールーム、そして回轉するベッ ド。 ‧‧‧どう考えてもここはラブホテルだ。 その上今僕がそこにいるかというとその回轉ベッドの上だったりする。 ついでに服は脫がされていて下著だけの格好であったりもするわけで。 『おかしい‧‧‧何で僕はこんな所にいるんだろう???』 とりあえず自分の服を探さなきゃ。 僕の服は脫衣かごの中にあったが、その中には一緒に男物の服もおいて合った。 ということは‧‧‧!? 「やあ、シンジ君。やっとお目覺めかい?」 やっぱりシャワールームから出てきたのはカヲル君だった。 それも彼の格好は腰に小さなタオルを一枚卷き付けただけという 「準備完了、これからする事は一つ!」 みたいなもので。 「これは一体どう言うことさ!カヲル君!」 「どうもこうも‧‧‧ここはホテルの中じゃないか」 「そうじゃなくて!なんで僕とカヲル君がここにいるかって聞いてるの!」 「ふっ、もちろん‧‧‧」 「もちろん???」 「もちろん、二人で愛を確認するためさ!」 そう言ってカヲル君は僕の方へにじり寄ってきた。 ヤバイ! 瞬間的に僕は貞操の危機を感じた。 「君は僕のことが嫌いなのかい、シンジ君?」 「べ、別にそういう譯じゃないけど‧‧‧」 「なら、何の問題もないじゃないか」 カヲル君の手が僕の肩に掛かって服を脫がようとする。 「今しかない!」 覺悟を決めた僕は、ある一つの行動に出ることにした。 「さぁ、シンジ君二人で愛の世界を作り上げよう」 カヲル君の顏は笑みを浮かべてこれからの自分たちについて考えているようだっ た。 そんな幸せいっぱいのカヲル君には少し申し譯なかったんだけど、カヲイ は絕對に遠慮したかったわけで。 『ごめんね、カヲル君』 僕は能力を解放すると、猛烈な勢いで向こうの方から何かが飛んできた。 それがカヲル君の頭にめがけてぶつかった。 ”ゴン” 大きな音を立ててカヲル君の頭にこぶができた。 そのままばったりと倒れるカヲル。 「おーい、カヲルくーん‧‧‧大丈夫?」 やりすぎたか、とちょっと不安にな ってカヲル君の樣子を見てみると、彼は顏に笑いを浮かべたままで氣絕してい た。 助かった‧‧‧ 今はきっと幸せな夢を見ているんだろうな、カヲル君。 でも幸せな夢=僕とのピー(自主規制)の夢なのかなぁ‧‧‧ 結構それは嫌かも‧‧‧ ちなみに能力でどうしたかというと。 僕はカヲル君の上に、シャワールームにあるのが見えた洗面器を飛ばして そしてカヲル君の真上に來た洗面器を、加速を付けて一氣に頭にぶつける。 まぁ、ド フのコントのような事を超能力で實演したわけで。 『カヲル君が目を覺ます前に急いで逃げよう‧‧‧』 僕は急いで服を著て、部屋を飛び出す。 かなり狀態はきつかった(超能力を使うと消耗が激しい)けどなんとか入り口ま でたどり著いた。 安心して僕が入り口に座り丢んでいると。 「大丈夫?碇君」 と急に聲をかけられた。 びっくりした僕が顏を上げると‧‧‧ そこにいたのは綾波だった。 「う、うん‧‧‧でもどうしてここに?」 「アスカから電話があったの、碇君が大變だって」 「へっ、アスカから???」 「私がここに來たらアスカはここで倒れていたの、だからアスカをタクシーに乘 せて家まで送ってきてからここに戾ってきたわ」 「??????」 何が起こったのかは僕には分からないけど とにかく一つ言えるのは「助かった」ということで。 「心配して來てくれたんだね、ありがとう」 僕にそう言われた綾波は顏を赤くして 「大したことじゃないわ‧‧‧」 と答えた。 そのまま會話がとぎれて、なんとなく默ってしまった後で 「さっ立ち上がって碇君」 綾波は僕の手をつかんで立ち上がらせた。 「歸ろっか」 なんとなく手をつないだままで僕らは歸り道を急いだ。 綾波の手の溫もりが僕をなぜかドキドキさせたわけで‧‧‧ To be continued. 次回予告 季節はいつの間にか秋から冬へと變わっていた、その季節の學生にはつきものの 試驗という惡夢。 シンジは猛勉強の後、何を見るのか? 第8話 試驗、逃げ出した後
文章代碼(AID): #qQrkn00 (OrangeRoad)
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