02 オレンジ‧ロード誕生秘話

看板OrangeRoad作者 ( 繼續混吧.....)時間27年前 (1998/02/07 07:02), 編輯推噓0(000)
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02 オレンジ‧ロード誕生秘話 オレンジ‧ロードが世に出た經緯を語るには、まつもと泉先生の3つの作品 をあげなければならないでしょう。 まず1つめの作品は、『LIVE!とってもロックンロール』である。 この作品はもともと未發表だったものが、その後『グラフィティ まつもと泉 短編集1』に收錄されたもので、まつもと泉先生の初期のギャグ漫畫である。 なぜこの作品がオレンジ‧ロードに關係があるかというと、それはヒロイン の名前である。 バンドのボーカルをつとめるヒロインの名前はまどか! つまり、オレンジロードの鯰川の名前のルーツはこの作品だったのである。 ちなみにこのまどかには、もう一つの重大な特徵がある。それは左頰にある 泣きボクロである。 泣きボクロといえばオレンジ‧ロードのひかるちゃんのトレードマークであり、 そのルーツもまたこの作品だったのである。(ただし、ひかるちゃんのホク ロは左ではなく右頰にある。) 次に2つめの作品としてあげられるのは、『ぱにっくinオレンジ‧アベニ ュー』である。 この作品は昭和58年(1983年)のフレッシュジャンプ6月號に揭載され たバンドもので、まさに『オレンジ‧ロードのプロトタイプ』にあたる作品で ある。 まず注目すべきは、ヒロインの名前が大友ひかるだということである。 この作品の中でひかるという名前は『男の子みたいな名前』として使われてお り、それでオレンジ‧ロードではボーイッシュで元氣いっぱいのひかるちゃ んにこの名前がつけられたのだろう。 ただしこの作品のひかるは、キャラクター的には鯰川に近い。 この作品はこのこと以外にも多くの點でオレンジ‧ロードを連想させる。 たとえば、ヒロインの著替え中に主人公が入ってきてヒロインにひっぱたか れるシーンや、主人公に妄想癖があるところなどは、まさにオレンジ‧ロード。 またこの作品にはオレンジ‧ロードのくるみのモデルも登場する。 3つめの作品は『 すぷりんぐワンダー』である。 この作品はもともと、まつもと泉先生の初連載作品になるはずだった作品である。 物語は、昭和50年8月天文學者荻野康太郎の死により、一人殘された幼い 孫娘未央が遠い親戚の春日家に養女として引き取られ、その家の子風太と共 に育てられるというところから始まり、やがて成長したこのふたりが『學園 を舞台に繰り廣げる、超能力ラブコメディー』である。 『超能力』と聞いて思い出すのはオレンジ‧ロードの春日家の能力であるが、 この作品では超能力を使うには『兄妹二人が接觸している』ことが必要だとい う點で、オレンジ‧ロ-ドとは異なっている。 しかしこの作品は結局ボツになり、その結果生まれたのが『きまぐ れオレン ジ‧ロード』だったのである。 つまり、この作品がボツにならなければオレンジ‧ロードは生まれなかった わけであり‧‧‧ そういった意味でオレンジ‧ロ-ドは偶然が生んだ奇跡なのかもしれない。 (ちょっと大袈裟かな?) <參考文獻>『グラフィティ まつもと泉短編集1』
文章代碼(AID): #qsvQZ00 (OrangeRoad)
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