
[地雷] 361 情報圖




原文:
■フルコース実食!! 食ったらどうなんの…!!?
一同「アナザ!! ニュース!! アース!! アトム!! いただきます!!」
光り輝くスプーンを手に取るトリコ(うおお…これが…)
(アカシアの魚料理…"アナザ"!!)
まずはアナザを食べるトリコ。
とその瞬間、地面が全く違うものに見えて来る。
トリコ(………!! な…何だ!!? 地面が…肉!?)
(一噛みごとに…辺りがまるで食材に見えて来る…!)
そしてゴクンと飲み干したその瞬間、トリコの舌がグルメ細胞の舌に代わっていく。
トリコ「うぼあっ!!!」
「ぼぁああああ!あああ」
勝手に伸びていく舌がその辺の石ころを勝手に掴み、トリこの口へ。
ただの石が魚や果物、肉といったものに変わって見える。
ボリボリガリゴリと石を食べるトリコ。
トリコ「─はぁっ うめーい!!!」
「マジか!! 岩がうめぇぞ!!!」
振り向くと、何故かスタージュンが食材の塊に。
ビビるトリコ「うぉお何だ!!?」
スター「ん」
そう答えたスターの姿は元に戻っていた。
トリコ「ビビった!! 何だスターお前か!! 食材の塊かと思って思わず食べるトコだった
ぞ!」
スター「食材の塊?」
「…なるほどな 新たな味覚の開花…それがアナザの効力か」
(思い出せない…私の食の記憶も…)
一口スプーンを口に入れたスタージュンに衝撃が走る。
それは胎内の記憶─
スタージュンの隣にいたのは紛れもなくトリコだった。
そう、彼らは二卵性双生児だった。
指をくわえ、パクパクと口を動かすスタージュン。
スタージュンの忘れていた味は、トリこと共に育った羊水の味だった。
思わずトリコの方を見るスタージュン。
トリコは何も知らないかのように、無邪気に笑っていた。
スター(トリコ…)
一方小松はゼブラにベロベロと舐められていた。
小松「ぎゃ~~やめて下さいゼブラさーん!!」
ゼブラ「小僧お前がごちそうに見えるぜ!!」
トリコ「おいやめろってゼブラ!!」
ゼブラ「謎が解けたぜ このアナザ(魚)を食ってなかったから ニュース(肉)は何の味も
しなかったって訳だな!」
サニー「しかし何だい…味覚どころか…景色そのものが違って見える」
ココ「ペアを飲んだ時に見えた『裏の世界』とも違う…これがグルメ細胞の"食の記憶"
なのか…」
それぞれ蘇ったグルメ細胞の舌を見せていく。
ジジ「ほほう…それぞれに実力のある悪魔が潜んでおるな…」
「かつて生物のみならず星そのものを貪り呑みこんだヘアモンスター
それらを下部として吐き出し 銀河をも支配した悪魔じゃ
サニー おぬしの細胞に潜む悪魔はとんでもない奴じゃぞ」
毛だらけの舌を見るサニー「へー…こいつがね…」
「致死性の猛毒はもちろん 中毒により無数の生物を虜にし従え、巨大惑星を支配した
ポイズンデビル
ココ おぬしが敵だったらと思うとゾッとするわい」
ココも勝手に動く自分の舌を見ている「………」
「その悪道の声と腕力で数々の星を壊滅させたボイスデーモン
ゼブラ、おぬしの悪魔が復活したらすべての生物は地球外に逃亡せにゃいかん」
ゼブラ「クックック 地球外でも逃げ場はないと思うぜ」
「他の悪魔に比べて温和だが怒ると手がつけられん孤高の戦士オーガー
鼻が利き食べる事に特化しておるが 個の実力では史上No1の呼び声もある
しかもトリコ おぬしの中にはまだ他にも悪魔がおるのう」
トリコ「ん? そーなの? なんか前にも誰かに言われたような…」
「…んなことよりよォ」
「うめぇ…」
「ニュースも…アースも…アトムも…全部絶品だ…オレたちの体を…細胞一つ一つをす
べて満腹にしてくれる…」
脳と心臓を除いた全ての組織が復活し、全身グルメ細胞の姿になる一同。
小松も含めて悪魔の姿になるが、愛丸だけはグルメ細胞はないのか元の姿のままの様子
。
両手を合わせるトリコ「ごちそう…さまでした…」
小松「トリコさん ごちそうさまはまだ早いですよ」
トリコ「ん?」
小松「これ…覚えてますか?」
小松が取り出したのは金の缶詰。
トリコ「あ その缶詰は…」
サニー「何だそりゃ 松!?」
小松「これはですね…エリア8の『黄金の沼』でオクトちゃんに偶然紛れ込んだものな
んですが…」
「その時それをトリコさんに見せたら…」
【小松回想】
小松「トリコさん こーゆーもの拾ったんですけど」
トリコ「ん? 何だそれ…」
「缶詰…何が入ってんだ?」
トリコは缶詰の匂いを嗅ぐと、驚きに目を開く。
小松「……どーかしたんですかトリコさん?」
トリコ「……小松…」
「オレはこの缶詰の"中身"を…オレのフルコースに入れるぜ!!」
小松「……え…え~~ッ!!!」
しかし、トリコのナイフでも開かなかった缶詰。
仕方なく小松が預かっていたらしい。
【回想終わり】
小松「エリア6で金の調理器具の素材ってのがあって こっそりメルクさんにお願いし
て"缶切り"を造ってもらってたんですよ」
「ほら!」
金の缶切りを取り出す小松。
一同「おお!!」
小松「これなら開けられるかもしれませんよ!!」
トリコ「でかしたぞ小松!!」
小松「じゃあさっそく開けてみますね!!」
震えるジジ「ま…まさか…その中は…!!」
■ドッキドキの開封…
トリコ 362話 ネタバレへ続く!!
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這禮拜不需要我的玻璃心了
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5樓邊緣人肥宅
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