魔法少女その2
その2
それから﹑五時間後。
カーロス狀態から脫した裸魅亞は﹑長い長い屈辱の廊下(本當なら歡ぴの白い道に
なるはずだつた)を步きながら﹑自室へ戾ろうとしていた。ふと見ると﹑前から裸魅
亞の下で慟く二人の王政職員がやつてくる。
このまま﹑通り過ぎろ。
あたしや﹑傷ついてんだから﹗﹗
という裸魅亞の願いも虛しく﹑ハンカチを持つた職員は裸魅亞の元に近づいてきた。
髮の短い女は﹑淚を流し﹑鼻水もちよつと出かけてる顏を裸魅亞の前に突き出した。
『裸魅亞樣﹑裸魅亞樣﹑.....。ああ﹑なんということなのでしよう。まさか
﹑裸魅亞樣が女王になれなかつたなんて﹗私は﹑女王は絕對に裸魅亞樣だと思つてま
したのにい﹗﹗』
髮の長い女が﹑後に續く。
『本當に。神官たちは﹑どこを見ていたのでしようか?私﹑信じられませんわ﹗』
裸魅亞は﹑自分の持つているプライドのありつたけを投入した。
『ほほほ。仕方あませんわ。』
しかし﹑二人の職員は食い下がる。
『でも.....(×2)』
プライドの殘りカスを集めまくつて﹑裸魅亞は微笑んだ。心の中ではドロドロとし
たダークフオースの虜になつて﹑フーハーフーハーしていた。
『あがとう﹑心配していただいて。でも﹑津名魅は﹑素敵な方だと思うの。私より
の﹑きつと立派な女王となつてジユライを盛りたててくれるでしよう。 (てめーら﹑
私を笑いニ來たんでしよ? わかつてるのよ﹑すんなこたあ。私が女王だつたら﹑あた
たちなんて﹑三階級降格で﹑相談"穴ㄙ心"口係にしてやるわ﹗ あーつはつは﹑いいき
みね﹗)』
心の聲が聞こえない職員たちは﹑悲しみの淚を感淚の淚に變にた。
『裸魅亞樣....なんて﹑お心が廣い.....』
『.....素晴らしい方なんでしよう』
二人の職員は﹑純粹にそう思つた。
『ほほほ。それでは失禮しますわ。 (賞えてろよ﹑てめーら﹗)』
慰めようとする他人の好意を疑うほど﹑裸魅亞の心はすさんでいた。
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