第30話「裸足の少女」(小黑佑一郎的解說)

看板UTENA作者 (虎斑貓)時間26年前 (1998/08/26 03:43), 編輯推噓0(000)
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(1997年10月22日放映) 腳本/榎戶洋司 繪コンテ/風山十五 演出/櫻美かつし 作畫監督/香川 久 このエピソートから、本格的にウテナが中心となって ドラマが進むようになる。ウテナと曉生の關係が接近し、 ウテナの氣持ちが搖れ始める。王子樣と曉生。王子 樣に憧れて、王子樣のように氣高く生きることと、男 性に戀することは兩立するのたろうか。たとえそれが フィアンセのいる男性であっても。 ウテナに惹かれているはずなのに、平然に曉生がウ テナをものにする手助けをしてしまうアンシー。彼女 の真意は。彼女の現在の王子樣は、曉生なのか、ウ テナなのか、ウテナとアンシーと曉生の、複雜な三角 關係にも注目したい。 ウテナ心が曉生に奪われていく一方で、曉生がフィ アンセの香苗の母親とも關係しているような人間で あることが明らかになる。そして、香苗の母にとっても 曉生は「王子樣」であるらしい。女性にとって王子樣を求 める氣持ちとは何なのか。女性にとって王子樣とは どんな意味があるのか、本當の王子樣は、この世に いるのか。「少女革命ウテナ」のテーマのひとつであ る「王子樣」の問題が次第に明確になっていく。 演出的には、アクションはなく、シュールな描寫も少 なく、しっとりした仕上がりのエピソート、繪コンテの 風山十五の個性が發揮された作品といえよう、若葉 の華やいだムーどもいかにも彼らしい。 -- 大人と子供の差なんて『老成したバカ』『未熟なバカ』かだけしゃないっ!!          ~大川 詠心‧20面相におねがい!!
文章代碼(AID): #runFy00 (UTENA)
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