[歌詞] 麤皮

看板ALI_Project作者 (夔)時間16年前 (2008/08/02 16:52), 編輯推噓0(002)
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宝野アリカ / 作曲:片倉三起也 昔々 栄えし国の 王子が一人狩りへと出た 禁忌の森に入り 崖に足を取られて 気が付けば月も落ちぬ夜 そのとき眩暈のなか 近づくのは金色の姿 気高く聳えた角 一頭の神々しい牝鹿 不思議な光に向け 若者は我を失くしたように 弓を構えて狙いを定めて  撓む弦に鋼の矢 命など惜しまぬと 鹿に銀色の声で云う だがこの森守るわたしが 死ねばすべては茨となり おまえの都も滅びるだろう 心臓(しん)を突き金の首と剥いだ皮 勇んで城に運ばれる 幾く年が経ち王子は王に 戦破れ国は衰え 茨伝う城壁歎き交わす人々 愛も幸も遠去かりゆく やがては喰うものまで 底を尽き飢えと渇きのなか 森へと訪えども朽ちた木々 芽の一つもなく 泉も涸れ 獣の影さえなく ただ風は通り 疲れ頽れ ふと目を上げれば 黄金の幼き牝鹿 あなたは父の仇 いつかと同じ声が響く でも屍と化した国を 再び甦らせるのは あなたをおいては誰もいない 永遠の わたしのこの血肉で 国人を救えるだろう 命を捧げましょう 鹿は銀色の声で鳴く 王は涙をこぼしながら やわらかな胸へ矢を射る あの日の過ちを心から 懺悔して 悔い改めた王は金色の光と生きる 死ぬまで二頭のあら皮 纏いつづけながら -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 140.119.199.73

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這首是わが臈たし悪の華的第2首歌,個人還滿喜歡這類
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帶有寓言故事性質的歌曲,所以找到後就PO出來
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文章代碼(AID): #18b217St (ALI_Project)
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