[由衣] 人氣聲優.堀江由衣さんの魅力に迫る

看板HorieYui作者 (卡卡歐)時間16年前 (2009/08/18 14:39), 編輯推噓0(000)
留言0則, 0人參與, 最新討論串1/1
http://www.ocn.ne.jp/anime/feature/090812.html --夏の新番組だけで6作品に出演と大忙しだと思いますが…… 【堀江さん】 そうですね。たまたまいま作品数が多くってちょっとばたばたしています。毎日何か しら収録してる感じです。 --複数の作品に出演しているということで、キャラクターの演じ分けなどで注意され てる点はありますか? 【堀江さん】 出演作品が多くても少なくても、そのキャラクターがごちゃごちゃになるということ はあまりありません。その作品のキャラクターが際立っていれば際立っているほど、そ の作品の台本と画面にだけ向かっていればいいっていう感じですかね。 それぞれのキャラクターの置かれてる状況だったり、顔や体型、年齢、世界観も違うと いうことで、特にそのキャラクターたちをすごく演じ分けなきゃとこちらが意識するほ どのことはないです。というか、その作品それぞれで世界観がしっかりできているので 、そこに入り込むだけという気持ちでいます。たとえば髪型も性格も年齢も似てるキャ ラクターがあったとしたら、それはそれでちょっと混乱してしまうかも知れないですけ ど。 --キャラクターを見て、こういうふうに声を出そうということではなく、このキャラ クターはこういう声というのが自然に出てくる感じですか? 【堀江さん】 そうですね。どちらかというとそういう感じです。たぶんみなさんも本やマンガを読 んでいるときにのめりこむと、なんとなく文字面を追っているというよりは、いつのま にか誰かがしゃべっているような感じがしませんか? 具体的に誰って言われるとわか らないんですけど、音がなっているというか、声が流れているような気になるような。 私の場合は原作がある場合は、作品を読ませていただいて、キャラクターの顔や表情、 言葉遣い、セリフの内容など、そういうものをみて、なんとなく自然に流れてきた音に できるだけ近づけるようにというイメージをしながら声をあてています。 --その音に近づけるようにするための役作りというのはどのようなことをやられるん ですか? 【堀江さん】 原作を読んで、そのキャラクターに対してイメージを膨らませていくということが役 作りなのかなぁと思いますね。女優さんとか俳優さんとかになると、自分自身の姿が画 面に映ってしまうので、たとえば原作があるものだったら、そのキャラクターに髪型を 似せるとか体型を似せるとか、服装をそういうのに近づけてみるとか、そういうことが 必要だと思うんです。 でも声のお仕事の場合はちょっと違って、たとえば『かなめも』だったらたくさん女の 子がいる中で、自分の演じているキャラクターはこうだから、この部分を特化させてい こうというような、そういう作業かも知れないですね。他のキャラクターと似ちゃいけ ないし……まあ、声とか演技の感じとかが似てる人は選ばれないんでしょうけどね(笑 )だから、よりそのキャラクターの特徴を出していこうというのが重要じゃないかと思 います。特にアニメの場合、絵柄のイメージにのっかるというか。「近づけていく」 っていうほうが近いかも知れないです。役を作るというよりは役に近づけていく。アニ メのキャラクターがだんだんなじんできて、それで役者さんがおもしろく演じて、そこ にキャラクターがついてくるという作品ももちろん長い作品ではあると思います。 やはり、まずはその役にいかに入れるかが大事だと思います。私はよく演じ方のイメー ジを聞かれた場合に、着ぐるみに入ってる感覚と答えます。たとえば『かなめも』の西 田はるかだったら、西田はるかというそのキャラクターの着ぐるみの中に入って、いか にうまく動けるかというか。 女の子のうさぎの着ぐるみキャラだったら、中に屈強な男の人が入ってたとしても、女 の子らしい手の振り方っていうのをそのキャラクターに合わせて作るように、私たちも 西田はるかなら西田はるかというキャラクターの中に入って作るというか。その上で自 分の特徴を乗せられたら、さらにいいキャラクターになるんでしょうけど、まずはその キャラクターのイメージに近づけるのが大事なのかなと思います。 --『かなめも』の話が出たところで、堀江さんが演じられているキャラクターはどの ような印象でしょう? 【堀江さん】 とにかくテンションは高いなっていう気がしますね。『かなめも』という作品の中で は若干お姉さんで、唯一二十歳を超えているんですけど、よくお酒を飲んで酔っぱらっ てるっていう、そういうキャラクターですね。よく酔っぱらうし、主人公のかなちゃん とか、かわいい女の子が大好きなので、なんかよく過剰なスキンシップをはかってちょ っと迷惑がられるみたいな。 でも、年下の子たちをちゃんと見守っていて、何かあったときには助けてあげる。そう いうシーンがちょっとずつちょっとずつ間にはさまってて、あぁただ単に困ったキャラ クターじゃないんだなっていう印象は受けますね。大人ならではの立ち位置というか。 --堀江さんの役はそういう大人の役ってあまりないような気がするんですけど何か違 いますか? 【堀江さん】 そうですね、確かに少ないですね。でも高校生などのキャラクターに声をあてる時と 変わらないです。はるかはわりとはじけてる大人の役ですし。でも、ほんとにクールな 大人の役とかを演じさせていただく際は、めちゃめちゃ緊張しますね。自分が通ってき てない道というか……学生の役だと自分も通ってきた道だし、経験してることだとわか りやすかったりするんですけど、大人の役はそうはいかないですね。 たとえばすごい剣の師範みたいな役だと、剣の師範になるために積み重ねた修行の過程 とか、自分自身が剣の師範じゃない限り、経験したことのないものですよね。かっこよ さとか強さとか、なにかうちに秘めたものとか、経験したことのないものでも、現在に 至る「道のり」を感じていただくように表現しないといけないと思うと、一言一言に深 みを持たせなければ、とプレッシャーがかかってちょっと緊張しますね。大人になれば なるほど道のりが長くなりますし。 --『かなめも』でここを見てもらいたいというところはありますか? 【堀江さん】 新聞の専売所にいる女の子たちの、なんというか合宿みたいな、そういうにぎやかで 楽しそうな日常というのが『かなめも』のいちばんおもしろいところかなと思うので、 そこをまずいちばん見てほしいです。女の子たちが毎日きゃっきゃしながらも、ちょっ とずついろんなことが起こって、いろんなことを悩んでみたり、でもそれが解決されて あったかい気持ちになったりとか……ほんとにちょっとした日常なんですけど、でも当 事者たちにとっては大問題だったりして。そのなごやかであったかくてにぎやかでかわ いい雰囲気がいちばんの見どころだなと思います。 --『かなめも』のエンディングテーマ「YAHHO!!」はご自身で作詞作曲されています が、作詞作曲はけっこうされるんですか? 【堀江さん】 あまりしないですね。ラジオの企画でビジュアル系バンドをやっていたんですけど、 そのバンドでは作曲をさせていただいていました。作詞も、ほんとに1、2回させていた だいたことはありますが、作詞作曲を一挙に作業する、しかも堀江由衣のマキシシング ルとしてリリースするというのは初めてですね。 --「YAHHO!!」はかなりポップな曲ですね 【堀江さん】 最初、作曲をしませんかっていうお話しをいただいたときに、イメージはどんな感じ ですかってディレクターさんにお伺いしたところ、とにかく女の子たちが元気に日常を 過ごしている話なので、そういうガールズポップみたいな感じで、とにかく元気な曲に してほしいっていうのを聞いて、じゃあ元気な曲に挑戦してみようということで作りま した。 曲作りは2~3ヵ月くらいかかりましたね。『かなめも』という作品に出演が決まりまし たと聞いて、自分が誰役かも知らないうちに曲の発注をいただいて(笑) 逆にキャラ クターを先に知ってたとしても、主人公のかなちゃんをイメージした雰囲気の曲にしよ うとは考えていたんですけど。 とにかく明るく元気にという点に注意しました。あとは分かりやすくてノリやすい曲に したいなと思って、Bメロには合いの手が入りやすいようなリズムを敢えて使ってみま した。 --7月にはニューアルバム「HONEY JET!!」も発売されてますが、声優と歌手というの で意識が変わるところはありますか? 【堀江さん】 実際にする作業が全然違うので、自然とわかれますね。やっぱりアニメの仕事って団 体作業というか集団演技というか、一人一人がきちっと自分の仕事をこなして大きい作 品が仕上がっていく感じなんですけど、自分が曲を作るとなると、自分が先頭に立って 、曲を決めたりとか、詞の内容とか方向とか全体のコンセプトとかそういうものを全部 決める感じなので。 アニメの場合は自分の役をできるだけ研ぎ澄まして、できるだけいい形にしてもってい ってその枠の中にきちっと収まるっていうのが大事なんですけど、曲作りはその枠自体 も自分で考えなければいけないところは全然違いますね。 --9月にいよいよ武道館ライブなわけですが意気込みはいかがですか? 【堀江さん】 ライブ自体がすごく久しぶりというか……あんまり定期的にやるほうではないですし 、みなさんに直接お会いすることも少ないので、久々にライブができて、みなさんと一 緒に騒げるのをすごく楽しみにしてます。 --バースデーライブなんですよね 【堀江さん】 そうですね。9月19日と20日という誕生日イブと誕生日の2日間やります。ディレクタ ーさんと話をしてて、誕生日に何かできたらいいねーなんて他愛のないところから始ま ったんですが、みなさんと一緒に過ごせたほうが、一人で、「いけない! 今日私誕生 日だった!?」ってなるよりはいいかなって思います(笑)。 --武道館ライブは「HONEY JET!!」の曲が中心になりますか? 【堀江さん】 中心というほど中心とは考えてないですね。でもやっぱり「HONEY JET!!」の曲もたく さん入ってくる予定ですけど、今回のライブのイメージにあった曲というものを自分の 中では選んでいるつもりです。あとは懐かしい曲があったりとか、19日と20日でちょっ とだけ曲が違ったりしてます。内容がちょっとだけ違いますがもちろん1日ずつでも楽 しめるように作ってます。 --今後、こういう声優、こういう歌手を目指したいということはありますか? 【堀江さん】 声優としての目標は、元々アニメが好きで声優さんになりたいなって思ったので、や っぱりいろんなアニメにたくさん出られたらいいなと思います。自分が演じていておも しろいと思える作品にたくさんめぐり逢いたいです。 歌は、これから先、もし自分で曲を作るんだったら、もちろんいままでの曲もそうなん ですけど、妥協せず細部まで考えて作ったと胸を張って言える曲を作っていけたらいい なって思います。 今回「YAHHO!!」を作詞作曲させていただいて、その分の手間がいままでと違っていた んですが、そういうふうにちょっとずついろんな曲にいろんな関わり方をしていって、 思い入れをどんどん作っていけたらいいなと思ってます。もちろんいままでの曲も思い 入れはすごくあるんですが、違う種類の思い入れの仕方もあるんだということに今回「 YAHHO!!」をやって気づいたので、今後そういう曲を作っていけたらなと思ってます。 --最後に読者にメッセージをいただけますでしょうか 【堀江さん】 この夏休み中は、たくさんアニメに出ておりますので、ぜひぜひ見ていただけたらう れしいです。一つ一つ、どの作品も違った魅力があっておもしろいです! そして、今回のシングル「YAHHO!!」は今放送中のTVアニメ『かなめも』のエンディン グ主題歌です。なかなか普段会えない大事な人に向けたエールをイメージして作った曲 ですので、ぜひ聞いていただいてほわっとした気持ちになっていただけたらなと思いま す。 また、9月19日と20日は、堀江由衣初めての武道館ライブ「堀江由衣をめぐる冒険2 ~ 武道館で舞踏会~」です。武道館で待っておりますのでぜひ遊びにきてください(笑) --お忙しいところをありがとうございました -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 60.250.89.181
文章代碼(AID): #1AYaoGBr (HorieYui)
文章代碼(AID): #1AYaoGBr (HorieYui)