[情報] 緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。vol.37
昨天就收到了  不過沒空PO上來
有興趣的大家看看吧~
看一個40歲的女人回憶她目前為止的一生...XD
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◆◇ 「 緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。」 ◇◆   2005年06月06日発行
                  vol.37「What's someone?」
 ・・・ついに。
 ついについについに、来てしまった。
 ○△回目の18歳の誕生日が・・・!! ←(笑)
 いつもと変わらぬ爽やかな目覚め。
 なんだかカラダが元気いっぱいだったので、早朝からベランダガーデニング、ゆっ
たりした気持ちでコーヒーを挽き、ホッとひと息、、、、
 というのは、とっても表向きのコメント。
 実際の所は、昨日のニュースで「今週半ばから東京も梅雨入り」と聞き、ヤバイ、
ずっと放置プレイだったベランダをなんとかせにゃ、って、火曜は一日仕事だから明
日しかないジャン! と、大あわてで必要なモノを買い込み、午前中一杯かけていろ
いろ整えた、というのが、正しいトコロである。
 大台を超えようが何しようが、そういう性格はちっともかわらない。
 もうチョット大人になれていることを期待していたのに。  ←(無謀)
 ヤレヤレである。
 中高一貫教育の学校に通い始めた中学一年の頃、同じ校舎にいる高校三年の先輩が、
とても眩しかった。
 堂々として、優しくて、穏やかで、とってもオトナに見えて・・・自分も18になっ
たらあんな風になれるのだと、憧れとともに待ち遠しく思っていた。
 でも高三になってみると、オノレのあまりのコドモぶりに愕然。
 何もないくせに自信が欲しくて、あるそぶりをしてみたり。分かった風を口にしな
がら背伸びして、突っ張って、イキがって・・・そんな自分を嫌悪して。
 大学生になったら、20歳になったら、社会人になったら、結婚したら、ある程度の
ステイタスが得られたら、「オトナになれるかもしれない」と思いながら、とうとう
このトシになってしまった。
 が、結局、コレである。
 これからも、子供ができようが巣立たせようが、50になろうが還暦を迎えようが金
婚式(できるのか!?)を迎えようが、きっと変わらないんだろう。
 変わらない自信だけは、ある! ←(爆)
 ・・・せめてもうチョット円熟味が加わると、いいんだけど。
 振り返ってみたら、仕事も、そうだった。
 芝居の世界に触れ、魅力に憑かれ、「何となく好き」から「仕事にしたい」と思っ
たあの頃。
 芝居をやり続けられさえすれば、何もいらないと思っていた。
 でもそれは、とっても表向きのコメントだったように思う。
 カッコイイから。
 “全てを捨てて「好き」なものに没頭する自分”に、陶酔していたのだ。
 親に勘当を喰らって、家を飛び出しても、極貧で台所で身体を洗うような生活をし
ていても、それでも「好きなモノを追う」というシチュエーションに、酔っていたの
だと思う。
 かといってその「表向き」がウソだったワケではない。
 本当にその時はそう思っていたのだ。
 でも、その裏にある自分の気持ちに、気づかなかった・・・というか、それを見つ
めるよりも、周りの人の気持ちを汲んだりするよりも、ただ、自分が芝居をしていた
い気持ちの方が優っていた。
 それくらいワガママで、コドモだったのだ。自分は。
 「何か」に飢え、「何か」を渇望し、「何か」を求めてひたすらに進み。
 進んでいくことで、自分が欲しい「何か」が、手にはいるような気がしていた。
 そんな風に、実際には私は、「何かが欲しくて」動いてきたのだと思う。
 売れない舞台役者だった頃、芸能界が眩しく見えた。
 頑張ってレッスンを積み重ね、やっとオーディションを通っても、良い役はみんな、
大手の芸能事務所に所属している人のものになってしまう。
 あの人達はコネがあるんだもの、いいよね、と同じような大部屋役者と言っていた。
 もちろんコネもあるだろう。でも大きな事務所にいるということ=既にひとつの振
り落とし作業に残っている「選ばれた人」(それだけではまだ「とっても大ザル」す
ぎる振り分けなのだが(^^;)、であり、それさえない自分はどうなの? という事
実よりも、アホウな自意識の方が優っていたのだ。
 「自分も、もっと、こうならば」「良くなっているかも、しれないのに」。
 漠然としたイメージから勝手に推測しただけの、茫洋とした憧れと、羨む心。
 その純粋さと卑屈さは、あの、中一の時に高三の先輩を見た時と、近い気がする。
 劇団に入れたら変わるかもしれない。事務所に入れたら変わるかもしれない。
 何か役がもらえたら、大部屋でも芝居で食べられるようになれたら。名前のある役
がついたら、セミレギュラーがとれたら、レギュラーがとれたら、主役になれたら、
人気が出たら、売れっ子になったら、そしてその業界で(たとえば人気声優)NO.1
に1度でもなれたら、、、
 どんなに辛くても、そこまで、頑張ることができたら。
 その時に、その「何か」が得られるのではないか。
 そう、思っていた。
 でも実際は全部、そうじゃなかった。
 イヤ、それでそう思える人もいるのかもしれない。
 もちろんその時点ごとに得られるモノはそれぞれあったが、私が欲しかったモノで
はなかった。
 じゃあ、その「何か」って何?
 わかったのは、「お金」でも「地位」でも「(安易な)安定」でもないってこと。
 考えて、考えて、また進んで、立ち止まって、考えて・・・。
 その答えらしきものの輪郭が、最近になって、おぼろげながら、やっと見えてきた
ように思う。
 おかげで、この誕生日を迎えた今は、だいぶ、肩の力が抜けてきた。
 それだけは確かだ。
 少なくとも、長年の肩こりが「自覚」できるようになったくらいには!(笑)
 (前はこりすぎていて、マッサージを受けて初めて自覚するほど「岩」だったのだ)
 また、歩いて行こう。
 見えないけど、見えないから、楽しい道を!
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☆ オガタ → 読者の皆さまへ ☆
 ホントウはもっと違うことを書こうと思ってたんですが、なんだか、
 いつの間にかこんな文章になってしまいました(ˆˆ;
 自分のエッセイなのですが、読者の皆さんのために、、、というよりは、
 自分自身のためだけに書いてしまった気がします。
 でも、今日は、誕生日なので、、、お許し下さい(ナンダソリャ)。
 私の肩の力が抜けたのは、この間のライブが本当に大きかったでした。
 この国の中では、「想い続けていれば夢は叶う」という言葉は、昨今、
 若いウチにしかありえないんじゃないかと思いかけていましたが、、、
 夢は、やっぱり叶うんだな、と思いました(笑)。
 若い時見た夢と、その実現の道のりより、またひとつ「深い」叶い方。
 夢に立ち会ってくれたみなさん、ありがとうございました・・・!
 会えなかったみなさんには、次の時に、その分をもう、どばーっと!
 愛のシャワーで、ざばーっと!(笑)
 ・・・いつまでたってもアホウでスミマセン。
 やっぱり思っていたのとは違う、このトシの自分です(ˆˆ;
 よろしければ今後とも、よろしくお願い致します。
● あの「ふしぎ遊戯」の新シリーズ、「ふしぎ遊戯 玄武開伝」に、室宿
 (ハツイ)役で出演! ドラマCDですがシリーズモノです。
 今までに演った役の中でも最強に気弱な男の子!(笑)
 楽しく演っています。よければぜひ触れてみて下さい。
● テレビ東京系列の新番アニメ「エレメンタル・ジェレイド」「円盤王女
 ワるきゅーレ 星霊節の花嫁」、よろしくお願いします!
  その他も詳細はとにかくホームページにて。
  もろもろ、よろしくお願いします。
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※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) 
◆ From: 140.112.224.163
推
61.220.96.42 06/09, , 1F
61.220.96.42 06/09, 1F
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