[文件] おじーちゃん家はどこ？
from : http://page.freett.com/nyagi/a/a09.htm
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おじーちゃん家はどこ？
恭介のおじーちゃん家はどこなのだろうか？
１８卷「想い出の湖！の卷」によると、「都會から急行電車で４時間半」「日本
アルプスにかこまれ」「高原」「（驛）からバスで１時間」「湖のほとりでバス
は終點」といったことがわかってくる。
まず、日本アルプスに圍まれていて、都會（この場合恭介たちの住む東京とみな
す）から急行で４時間半ほどかかるところを探してみる。
中央本線を當時の急行電車で新宿から西へ向かうと、松本付近で４時間を越える
ことになる。
そこで、松本郊外を探してみる。
１８卷８ページには「白樺驛」という名の驛が描かれているが、この驛名は實在
しない。
探してみると「白樺湖」という名の湖はあるが、全く印象が違うため、この「白
樺驛」は全く架空の驛と思われる。
さっそく行き詰まったかに思えたが、ここであるルートの存在に氣づくことにな
る。
それは松本で「松本電鐵」に乘り換え、その終點「新島ｭ」まで行き（所要時間
約３０分）、そこからバスに乘ると約１時間ほどで終點に著くルートが存在する
のだ。
そしてその終點こそ「上高地」である。
「上高地」はアルプスに圍まれた高原で、東京から電車を乘繼いで４時間半、さ
らにバスで１時間ほどの終點であり、ほぼ條件どおりである。
問題は湖であるが、この付近には湖沼が多く、「大正池」などは幻想的は風景を
持つ代表的な湖である。
さらに９卷７７ページで父‧隆が立っているつり橋は、「河童橋」をモデルにし
ていると思われる。
また、同８１ページでおじーちゃんの言う「頂上近くには夏でもとけない万年雪
がある」山とは乘鞍岳のことだと思われる。
そう、おじーちゃんの家があるのは、この「上高地」だったのである！
恐らくまつもと泉先生はこの「上高地」を訪れたことがあるのではなかろうか。
そしてその風景を愛し、おじーちゃんの住む地として選んだのでしょう。
なお、nyagiは來夏に「上高地－摩周湖」の旅を計畫しており、その際にここでの
結論を實際に檢証し、レポートする予定です。
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