[日文] サンクチュアリ / 2 / 日本
■出版社:小学館
■著者名:史村 翔/池上遼一
■ISBNコード:4091823629
■判型/頁:B6/226頁
■定価:509円(税込)
■発売日:1991/04/27
■本巻の内容:経済的な繁栄を謳歌しながらも、閉塞感漂う日本の現状に疑問
を持った北条彰と浅見千秋。社会の在り方を根本的に変革する
必要を感じた二人は、裏社会と政界に身を投じ、「光と影」か
ら“サンクチュアリ”を目指す!
▼第1話/摩擦
▼第2話/夢
▼第3話/命(タマ)
▼第4話/餓え
▼第5話/意志
▼第6話/二代目
▼第7話/牙
▼第8話/日本
▼第9話/難民
●登場人物:北条 彰(六本木北彰会会長)
浅見千秋(佐倉代議士秘書)
石原杏子(六本木警察副署長)
渡海(とかい/北条の兄貴分の武闘派やくざ)
伊佐岡紀元(与党・民自党の幹事長を務める政界の大物)
●あらすじ:北条は、縄張りの拡大だけでなく、不動産投資などを通じて
得た利益で、北彰会の経済的基盤を強化し、裏社会での地位
を徐々に固めていた。気がかりなのは、こうした北条のやり
方を、兄貴分の渡海が快く思っていないことだ(第1話)。
渡海は、北彰会を傘下に収める相楽連合の基礎作りに貢献し
た根っからの武闘派のヤクザ。北条もかつて世話になっただ
けに、渡海の扱いに苦慮していた。だが、ついに北条の「北
彰会」と渡海の「渡海興業」との抗争にまで発展しかねない
状況になる。実は、両者の緊張関係の裏には、北条の台頭を
恐れた相楽連合総長の相楽の策謀があったのだ(第2話)。
一方、佐倉代議士の地盤を引き継ぐ予定の浅見は、次回の総
選挙へ向け着々と準備を進めていた。そこへ、民自党の幹事
長を務める政界の大物・伊佐岡の肝入りで、佐倉代議士の後
任候補が新たに決定したことを知る……(第3話)。
●本巻の特徴:北条が、北彰会の上部組織「相楽連合」総長二代目を襲名
し、浅見は与党・民自党を離党し野党・社民党からの選挙
に立候補を決意するまでを描く。
●その他の登場キャラクター:渡海悠子(渡海の亡妻)(第2話)
村田(相楽連合の幹部構成委員)(第3話)
市島(暗黒界に絶大な影響力を持つ謎の老人)
(第8話)
●その他のデータ:北条と田代の出会い(第2話)
タイのカンボジア難民キャンプでの写真(第9話)
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※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
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