Re: [討論] 大攝他

看板TypeMoon作者 (sezna)時間19年前 (2005/11/19 01:22), 編輯推噓0(000)
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※ 引述《penchan (ペンちゃん)》之銘言: : ※ 引述《penchan (ペンちゃん)》之銘言: : : http://www.typemoon.org/bbb/diary/ : : Fate/stay night 一開始的獨白並不是士郎  それは、稲妻のような切っ先だった。  心臓を串刺しにせんと繰り出される槍の穂先。  躱そうとする試みは無意味だろう。  それが稲妻である以上、人の目では捉えられない。  だが。  この身を貫こうとする稲妻は、  この身を救おうとする月光に弾かれた。  しゃらん、という華麗な音。  否。目前に降り立った音は、真実鉄よりも重い。  およそ華やかさとは無縁であり、纏(まと)った鎧の無骨さは凍てついた夜気そのも のだ。  華美な響きなど有る筈がない。  本来響いた音は鋼。  ただ、それを鈴の音と変えるだけの美しさを、その騎士が持っていただけ。 「───問おう。貴方が、私のマスターか」  闇を弾く声で、彼女は言った。 「召喚に従い参上した。  これより我が剣は貴方と共にあり、貴方の運命は私と共にある。───ここに、契約 は完了した」  そう、契約は完了した。  彼女がこの身を主と選んだように。  きっと自分も、彼女の助けになると誓ったのだ。  月光はなお冴え冴えと闇を照らし。  土蔵は騎士の姿に倣うよう、かつての静けさを取り戻す。  時間は止まっていた。  おそらくは一秒すらなかった光景。  されど。  その姿ならば、たとえ地獄に落ちようと、鮮明に思い返す事ができるだろう。  僅かに振り向く横顔。  どこまでも穏やかな聖緑の瞳。  時間はこの瞬間のみ永遠となり、  彼女を象徴する青い衣が風に揺れる。    ────差し込むのは僅かな蒼光。        金砂のような髪が、月の光に濡れていた。 == 賽巴跑掉會讓你白了頭髮又長高十幾公分啊,士郎 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 140.138.252.112
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