[涅他] 276話 人の枠 (文字)
体から血を噴き出して落下してゆく氷浦
その姿を目の当たりにしてしまう時音 閃 そして良守
氷浦の姿が一瞬限の姿と重なる
276話 人の枠
良守の体から出ていた白いもやが消える
時音はとっさに大型の結界を出す 落下する氷浦を受け止める結界
『しまった… 参号は傷つけるなと言われてたのに…』心で呟く七郎
「蒼士君 しっかり!
どうしよう 早く 血止めなきゃ!」
「う… 氷浦 なんで…」
結界の上でなんとか治療しようとする時音と閃
そのうしろに無言で良守が現われる
その気配に、血塗れのまま薄く氷浦が目をあける
なおも激しく流血しながら氷浦が搾り出した言葉は
「…… 申し訳… あり…ません…
ケガするなって言われてたのに…
約束… 守れなかった…」
無言のまま結界から降りる良守
「良守!」叫ぶ時音
激しく羽ばたきながらしぐまも叫ぶ
「待て!落ち着け良守!」
静かに良守は七郎の浮かぶ上空の下まで歩いてゆく
不意に良守の肩の上にいたしぐまの体がぶれる
「!! 駄目だ!! 無想を解いたら…」
「ごめん 蒼士君お願い!」時音も閃に氷浦を委ねて飛び出す
「良守(あいつ) 何するかわからない!」
叫ぶしぐま「やめろ!心を揺らすんじゃねぇ!オイ!」
時音も駆け寄る「良守 待って!」
だが足を一歩進める良守
「待って…」叫ぶ時音の目の前の良守は再び白いもやを身に纏いだす
思う七郎『また白いオーラ状のものが… だがさっきとは少し違う…
どこか禍禍しい…』
「駄目だ良守! 激情に流される な…」叫びながらしぐまはついに消える
白いもやのなかの良守を見ている時音
足がすくむが、無理にも一歩踏み出す
「ダメよ 待ちなさい良守…
今のあんた 普通じゃない 止まって!
お願い 止まって!! 良守!!」
白絶界に覆われた良守の後ろにしずかに烏森が身をもたげる
烏森はささやく『力を 貸してやろうか?』
烏森を振り返る良守
激しい光に包まれる校庭
ぎりぎり円形の光から逃れる七郎
マントの端は消滅している
『間一髪…
だが なんだ これは…』
校庭に残る弐号の遺体などが静かに塵となってゆく
良守 時音 閃(そして氷浦)は まっしろになった校庭にいる
結界の上で思う閃『これ… 黒亡楼で 火黒を消したのと同じ…
でも あれより ずっとでかい…』
時音『これ… 結界…!?
良守がやったの…? 異界に似た感触… そこまで嫌な感じはしない… でも…』
振り向かず立つ良守を見る
『異常だわ この力
たぶん 人の枠を超えてる…!』
良守の体の周りにぐるりと渦を巻く烏森
次号に続く
今週号は絵が大きいので短いです
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本話摘要:
冰浦受傷並且對良守發了一張自責卡.
良守因為被情緒左右,管理者消失了,
取而代之的是烏森的呼喚--我借你力量哦!揪咪 ^.<"
於是白色絕界爆發包圍整個校園.
(很好猜的一話,前面推文的版友有人已經料到了)
因為本回分鏡較大,所以劇情部份稍短.
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※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
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