Re: [涅他] 284話 帰還 (文字)

看板kekkai作者 (6番目の駅)時間15年前 (2009/11/16 01:28), 編輯推噓19(1900)
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※ 引述《dobioptt (6番目の駅)》之銘言: : 墨村の家 : 自室で布団に倒れている良守(目は開いている) :  回想  :  文弥「ごめん 痕跡は途中までしか辿れなかった :     でも氷浦君はさらわれたんじゃなく… 自分で出て行ったようだよ」 :  氷浦の布団だけ残る座敷での会話 文弥の他に閃と秀と糸がいる :  呆然と呟く良守「あいつが… 自分で…」 :  閃「いや あいつの意志じゃねえよ 荷物そのまんまだし :    状態からして 着のみ着のまま突然でてった感じだろ :    多分総帥に呼び戻されたんだ あいつ直属の部下だから :    裏会内じゃもう総帥首謀説 広まってんだけど :    少し落ち着いてきた破壊活動もまた本格化し始めたから上も  :    犯人に関する有力情報に報奨金出すとか完全対決姿勢を打ち出した :    このまま 全面戦争は避けられそうも無い :    総帥がまだ氷浦を使う気なんだとしたら… この動きは何かの前触れかも…」 :  叫ぶ良守「でもっ 氷浦(あいつ)にはちゃんと自分で決めろって言ったんだ」 :  閃「だから洗脳されてんだって…」 墨村家 良守往床上一躺(睜著眼睛) (回想) 文弥「抱歉 痕跡只追查到一半就沒有了 不過氷浦君並不是被擄走的... 他是自己離開的喔」 不見冰浦,只剩下被團的房間,會話在進行中 在場的除了文弥還有閃和秀,糸等人. 良守茫然自語「他是...自己離開....」 閃「不 並非他本人的意志吧 因為行李還保持原狀 從這狀況看來 大約是被總帥給召回的吧 畢竟是他直屬的部下 裏會內部 關於總帥是主謀的猜測 也已經廣泛流傳著 才稍微平靜下來的破壞活動又一一復甦了 加上這邊對於提供犯人相關的重要情報也提出高額懸賞 可以說兩邊的完全對立姿態已經浮上檯面 這樣下去 全面的戰爭看來也無可避免了 總帥要是還有使用冰浦的打算...眼前的舉動也許就是顯露的預兆吧…」 良守大喊「可是.. 我已經告訴氷浦要自己認真做決定了啊」 閃「你也知道他被洗過腦啊...」 :  文弥「あの 良守君  僕 彼を最初に治療した時に思ったんだけど :     体術基本の戦闘員なのに 彼の体には殆ど傷らしい傷が無かった :     全てキレイに治療されていたんだよ :     君も修復術を使うなら 分かると思うけど 治癒や修復には  :     破壊の何倍もの力が要る :     だから… 彼は 向こうでそれなりに大事にされてたんじゃないかな :     こんなこと言っても… 気休めにしかならないだろうけど…」 :  沈黙のあと重い口を開く良守「総帥ってのは どこにいる」 :  閃「それがわかりゃ誰も苦労はしねえんだよ…」(回想終わる) : 布団の上でつぶやく良守「…… なんで…」 : 断頭島 業火に包まれる島 住民たちは小船で沖に逃げてゆく : 上空 式神の飛行物の上で立ち尽くす彩子 : 「なんでよ… 私の… 島…」 : 号泣する彩子「ごめん彩覚! 姉ちゃん島守れなかったぁー!!」 文弥「抱歉 良守君 我從那時幫他治療時就覺得 雖然他是以體術為主的戰鬥員 但是他的身體幾乎沒有看來像受傷的傷口 全都被完美地治癒了 你自己也有使用修復術,應該了解 治癒或修復比起破壞更需要數倍的力量 所以... 對方應該是會相當程度地保護他吧 雖然我知道即使這麼說...也僅是安慰的作用而已...」 一陣沉默後良守開口「你們說的總帥 他在哪」 閃「如果知道的話 大家就不用那麼辛苦了吧...」 (回想結束) 床上良守自言自語「…… 為什麼...」 斷頭島 被火燄包圍的島 居民們紛紛搭上小船往外海逃難 上空 彩子呆站在式神模樣的飛行物體上 「為什麼啊… 我的… 島…」 號泣的彩子「對不起 彩覚! 姊姊守護不了這個島!!」 : 別の建物 男が一人書類の束を脇において呟く : 「えー… まあ何だ」 : 男の名は『裏会調査室室長 探野 耕造』 : 「ちょっと久しぶりだね 波平(なみへい)君」 : 「波平(なみひら)です 室長」 : 「ああっとそうだった」 : 「突然姿を消して申し訳ありませんでした」 : 「まあね」 : 「ああ… やっぱり室長 分かって…」 : 「まあ私もこれで調査室長いからね 君が間者なのはすぐに気づいたよ :  だが奥久尼さんとこのなら大事には至らないかと 少し泳がせてみたのだがね」 : 「ハハ…」 : 力なく笑ったあと、改めた風に切り出す波平 : 「それで 大変おこがましいのですが 室長にお願いがございまして…」 : 「うん?」 : 「私を もう一度調査室(ここ)で雇っていただけないでしょうか :  今回の争乱の真相解明が 我が主人の遺志 :  調べることに長けた人材の揃うこちらの部署の方が  :  真相に近づけるのではないかと言う 手前勝手なお願いです :  しかし 利害は一致しているかと :  もちろん 記録室の持つ情報もお分けします :  まだ他に漏れていないものも 多いと思います」 : 真顔で語る波平 (室長は中年のめがね男で表情はあまり変わらない) 另外一棟建築物中 有位男子脇下夾著一束文件輕道「耶… 有什麼事嗎?」 男子的名字是『裏会調査室室長 探野 耕造』 「好一陣子不見了呢 波平君」 「我是波平 室長」「啊 對了 我忽然想到」 「之前我突然就不告而別實在非常抱歉」 「還好啦」 「啊… 室長果然知情...」 「畢竟我在調査室幹了這麼久了 你一來我就已經察覺你是細作了呀 不過因為是奥久尼派來的想必也不會出什麼大事 所以我就先暗中觀察而已」 「哈哈…」 波平笑得很無力,然後忽然正色提出請求 「雖然非常的踰越惶恐 但是我想拜託室長一件事情…」 「嗯?」 「能否請調查室再次僱用我呢? 解明這次紛爭的真相 是我主人的遺志 這裡是調查人才齊備的單位,所以能夠更加接近真相 雖然是我自作主張提出這個請求 但我認為我們是利害一致的 當然 記録室擁有的情報也可以一起分享 我們也還有許多沒有洩漏過的資料」 : 「…… 早い話が 調査室と記録室残党で手を組もうと? :  調査室(ここ)に入るとき言ったよね? 調査員は 部署の独立性と :  中立性を守るためにこそ死ねと」 : 「はい… ですが我々の望みは純粋に真相を解明すること…! :  これは復讐を望まぬ主人への最後の務め 何としても果たしたいのです! :  これが叶えば その後こちらで一生ただ働きでも構いません!どうか…!!」 : 頭を下げる波平 : しばらく無言の室長だったが : 「ところで君ィ 金は出せるのォ?」 : 視線を外しめがねなどいじりながら答える室長 : 「情報なら売るよー 何しろうちの予算は常に逼迫しているからね :  何かあれば君からも買おう 調査室(ここ)で可能なのはドライなお金の関係だよ :  波平(なみへい)君」 : 笑う波平 : 「こちらも良いものを取り揃えましょう ごひいきにして頂くと助かります :  あと 波平(なみひら)です 室長」 : 「ああ そうだった」 「……直接切入主題 你想讓調査室和記録室殘黨合作嗎? 在你剛來的時候就說過了吧? 調查員 為了保護機構的獨立性和中立性 可以不惜性命」 「是的… 可是我們所期望的純粹是解明真相而已! 這是替不存復仇之念的主人所執行的最後任務 無論如何都希望有個結果! 如果能夠實現的話 就算今後一輩子都在這裡工作有無所謂! 無論如何請首肯…!!」 波平深深低頭 室長沉默了一會兒 「你 拿得出錢來嗎?」 室長看向別處一邊弄著眼鏡一邊回答 「我可以賣你情報哦ー 因為說實在我們的預算常常相當緊呢 如果你有什麼情報的話也可以跟你買 調査室能做到的就是純粹的生意上的關係囉 波平君」 波平露出笑容 「那麼我這邊也該把好東西準備準備了 能夠得到您的襄助真是幫了大忙 那麼之後波平也請指教 室長」 「嗯 就這樣吧」 : 波平が去った室長の部屋 コーヒーを飲む室長にクスクス笑う声が聞こえる : 「…… 聞き耳を立ててたな」 : 室長が横を向くと扉の所にいつものトランク一つだけ抱えた夕上が立っている : 「耕造おじさんも甘いなあ :  まあでも 彼の望みに嘘は無いと思いますよ 奥久尼のところでは  :  よほど優秀で忠実なものしか単独任務に就けませんし :  以前少し所属してたことがあるんです」 : 語りながら部屋に入り 室長の目の前で椅子に座る夕上 : 「君は本当にどこにでも潜りこむな…」 : 「ああ 記録室は皆 同じ格好してるから ボク以外にもいろんな奴らが :  潜り込んでましたよ :  奥久尼も 規律さえ守れば 誰でも受け入れるってスタンスでしたから :  やっぱりその度量がカリスマだったのかなあ 知ってます? :  実際 奥久尼の使う術の多くは 自分の信者の力を借りて  :  一つにまとめたものなんですよねー :  でもあそこ 目立たず動く人間が重宝がられるんで  :  さすがにボクなんか華がありすぎて…」 : しゃべりまくる夕上を制する室長「それで一体何しに来たんだね 清輝君」 : 「ああ さっきの話とほぼ同じです ボクの検察室焼けちゃったんで  :  こちらで雇ってもらえないかと :  ああいう理不尽で美しくないやり口を選択する奴を  :  地獄に落す方法見つけたいんですよ :  どうぞ親戚のよしみで一つ」 : 笑顔ながら目は笑っていない顔で頼む夕上 波平離去後室長房間裡 喝著咖啡的室長發出了嘿嘿的笑聲 「……偷聽的耳朵還真靈哪」 室長側邊的門邊,夕上站在那裡,手上拿著平常的公事包 「耕造爺爺心腸太好了吧 不過也還好 他的希望應該也不是謊言才對 奧久尼之下除了非常優秀且忠實 的人以外,是不允許單獨出任務的 我以前也待過那裏呢」 夕上邊說邊走進房間 在室長面前的椅子上坐了下來 「你還真的是哪裡都有辦法潛入呢…」 「是阿 記録室的每個都像這樣嘛 除了我以外還有很多臥底的傢伙呢 奥久尼 也秉持著 只要守規矩 誰都可以進來的原則 所以講起來這份肚量就是她的魅力所在吧 你知道嗎? 其實奥久尼使用的法術大多都是借用跟隨者的力量並且統合為一的呢ー 可是那個單位 看重的是能夠低調行動的人才 我的話畢竟有點太華麗了些…」 室長打斷了夕上難以停止的話頭「所以你到底來這有什麼事啊 清輝君」 「對了 跟剛剛的話題幾乎差不多啦 我們検察室被燒掉了 想請問這裡能不能僱用我呢 選擇那種無理而且毫無美感的幹法 我想找到讓這傢伙下地獄的方法喲 請看在親朋好友情誼的份上答應我吧」 夕上請求對方,臉上笑著眼中卻沒有笑意. : 夜行本拠地 : 小屋になにやら札が一杯張られた場所に立つ正守と奥久尼の部下複数(顔は不明) : 不安げに見守る部下達 : 行「頭領は また奥久尼の所のまじない師借りてきて 何するつもりなんですか?」 : 刃「それが 教えてくれないんですよ :   奥久尼のところが協力するのだから それなりに真相に近づくためのこと :   なんでしょうけど…」 : 不安げな顔で心で呟く刃鳥『もう 四の五の言ってられないし 信じるしかないけど… :              やっぱり不安ね…』 : 正「では 宜しくお願いします」 : 部下達「ご期待にそえるよう 頑張ります」 : 正守は深く頭を下げ 部下達は小屋の中へ入ってゆく : 扉が閉まる音 : 心で呟く正守『何だってやる 多少禁忌に触れようが この程度 :        総帥に近づくためなら──』 夜行根據地 小屋貼滿了不知作用的符咒,正守和好幾位奥久尼部下站在那裡(看不清臉) 部下們不安地觀望著 行「頭領又商借來奥久尼屬下的咒術師 到底打算做什麼呢?」 刃「頭領又不肯講 聽說是奥久尼的單位願意提供協助以求尋找真相的樣子…」 刃鳥表情不安,心想『哎 又不好講些有的沒有的話 也只能相信他們了 不過心裡還是很不安呢…』 正「那麼 就麻煩你們了」 部下們「我們會連您期待的份一起努力的」 正守深深鞠躬 部下們魚貫進入小屋 門扉發出關上的聲音 正守暗想『不計方法也要成功 雖然多少會觸碰一些禁忌 但是為了更接近總帥 這種程度的話也──』 : 街は夕暮れになって行く : まだ家の中でフテ倒れている良守 : 道を歩く白い和服の女性 : ストレートで長い髪を書き上げ軽く微笑む : 良守の部屋にそっと風が吹く 家の扉が開く音がし  : 「ただいまー」と声がかかる : 目を見開く良守 : ふっとぶように玄関に向かうと  : そこには重箱十段はありそうな大きな風呂敷包みを抱えた : 三十代の無地留袖を着た女性が立っている : 「ああ良守 元気そうだね」 : 叫ぶ良守「母さん!?」 : 次号に続く : 母さんは正兄さんに似てるのかな : あ、逆か 街道上逐漸進入黃昏時分 家中良守仍然躺著 街道上走來了一位身穿白色和服的女性 把一頭直長髮往上撥,輕輕地微笑 良守的房間悠悠吹進一陣風 傳來家門開啟的聲音 「我回來了ー」有個聲音這麼說道 良守睜開了眼睛 飛也似地奔向玄關 看到的是三十歲左右穿著無花紋留袖和服的女子, 手抱著用包袱巾包著的多層漆盒似的行李,正站在那裡. 「啊 良守 看起來很有精神呢」 良守大喊「媽媽!?」 下回見 媽媽跟正守哥蠻像的呢..啊,講反了. -- 留袖:已婚的日本女性所穿著的和服樣式 相對的是未婚女性所穿的"半袖" --

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!!!!!!!頭推
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頸推!
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喔喔喔!!守媽出現了!!下巴推!
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母守 XDDDDD
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期待圖片 XD 這回的劇情真緊湊
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不但有爆點劇情又緊湊 超讚!!
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推推推推推
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媽媽大人出現了!!!
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期待媽媽大人~~~
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※ 編輯: dobioptt 來自: 114.38.5.32 (11/16 23:45)

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大推大推!!!
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推!
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里會掀起了一場政治風暴
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卡桑!!!!!!!!!!!!!
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喔喔!!!!!!熱血起來了
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媽媽~
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媽媽我要愛的抱抱~
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文章代碼(AID): #1B03e-WJ (kekkai)
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