[涅他] 313 日本語

看板kekkai作者 (6番目の駅)時間14年前 (2010/07/05 17:03), 編輯推噓0(000)
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『この世の全てを…生まれてくる我が子に』 「あの頃の私はどうしようもなく愚かだったんだよ…」 妖から烏森の姫「月影」を守るために雇われた時守。 烏森に妖が現れるのは姫がタイクツしのぎに呼び込んだからであった。 時守は上空で巨大なシマ猫妖怪を捕らえ支配下に置く。 (今回は明示されていないがおそらく縞野。) 「私は幼少の頃より 自分の周囲、領域に入り込んだ妖を従えることができた。」 いわゆる守銭奴である時守は、ボディガード料を稼ぐために 「毎晩1匹ずつ妖をつれてこい」とシマ猫に命じる。 月影姫は「他人の感情が形をとって見える」能力があり、 幼少期からの異能者ゆえの苦難によって蓄積された この世に対する怒りや憎しみを見すかされて時守は動揺し、彼女に心を許す。 そして姫は妊娠し、時守は城から追放される。 「俺の子がいずれ烏森家を継ぐかもしれぬ。 そうすれば異能と家柄がそろう。」 「だが…もっとだ。」 生まれてくる子にもっと大きな力を与えるために神祐地パワーを利用し、禁術にも手を 出した。 どこぞの国土練成陣みたいなので城下町を丸ごと囲み、そこに稲妻が落ちる。 現代。 「そうして…あの子は生まれた。」 「あの、でも…親が子供にいろいろ望むのって普通じゃねーの?」 「限度がある。」「自分を認めないこの世への復讐のつもりでもあったんだよ…」 「代償は大きかった。最初に死んだのは、あの子の母親だ。」 今回ここまで。 -- 「これ、そこの魔法使い!」 「川音の聞こえるその壁づたいに後戻りして、ふたつめの角を曲がりなさい。 そのあと、最初の角は右に折れて、次はそのままやりすごし、そのつぎは もう一度右。六叉路にきったら、また一番右の道をとって、つぎの角は左。 それから右、つぎが左。その次、また右。そしたら、よろしいか、 その先の壁画の間でじっとしていなさい。」 -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 114.38.11.71
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