[News] アニソン人気 欧州でも
http://www.yomiuri.co.jp/donna/do_081111.htm
フランス・パリとスペイン・バルセロナに1週間の旅をした。アニソン歌手の影山ヒ
ロノブさん率いるJAM(ジャパン・アニメーションソング・メーカーズ)プロジェク
トのワールドツアー最終公演が行われたのだ。7月にJAMのブラジル公演に同行した
際には、アニメ・特撮ソングが大人気なのを目の当たりにして驚いたが、文化が全く違
う欧州ではどうなのか、実際に見てみたかった。
結果を言うと、欧州でも、彼らのアニメ・特撮ソングは大人気で、会場は約1000
人の若者たちで埋め尽くされた。影山さんが「ドラゴンボールZ」主題歌「CHA─L
A HEAD─CHA─LA」を歌えば、場内も「チャーラー」と合唱し、きただにひ
ろしさん(JAMメンバー)の「ONE PIECE」主題歌では会場中が一緒にジャ
ンプする。「少女革命ウテナ」主題歌の奥井雅美さん(同)には「カワイイ!」「ダイ
スキ!」と日本語で声援が飛ぶ。
アニメキャラのコスプレをしたスペイン人青年や日の丸の旗をマントのように巻いた
フランス人青年、「日本語を勉強中」と教科書を示す若者たちを見ていて、目頭が熱く
なった。アニメや特撮をきっかけに、こんなにも日本を好きになってくれるとは、なん
と素晴らしいことだろうか。
古くは「エコノミックアニマル」とさげすまれ、最近でも「金ばかりで顔が見えない
」と揶揄(やゆ)されてきた日本。そこに人間らしい「顔」を作り、あこがれられるほ
どの価値を築いたのは、経済でも政治でもなく、アニメなどのサブカルチャーと言える
のではないのか。実際、社会的な関心も高く、スペインでは「エル・ペリオディコ」な
どの全国紙が、JAMのライブの特集を組んだ。
だが、世界での高い評価と関心に比べ、日本ではアニメや特撮、アニメソングはオタ
クだけの特殊な趣味と思われがちだ。もっとこうした分野が正当に評価されてほしいと
心から思う。
次回も、この話が続く。
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※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc)
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完整討論串 (本文為第 1 之 2 篇):
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