[情報] 緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。vol.78

看板MegumiOgata作者 (HARUKA)時間16年前 (2008/06/09 22:33), 編輯推噓2(203)
留言5則, 3人參與, 最新討論串1/1
◆◇ 「 緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。」 ◇◆   2008年6月9日発行                   vol.78「無力感。」  実家から徒歩5分。  出身小学校からすぐで、友人の家も周囲にたくさんあり、子供の頃から慣れ親し んだ交差点。この仕事をするようになってからはイベントなどで訪れたり、アルバ ム発売の時には看板もたててもらったこともある交差点。  ここ近年はだいぶ様変わりしてしまったけれど、それでも、そこから見渡す風景 には見知った懐かしい建物が今でもたくさん残っていて、テレビで何か特集する度 に、不思議な郷愁に囚われていた、あの交差点。  そんな交差点の惨状を画面で観たのは、昨日の深夜だった。  速報自体は割りとすぐ。午後、ヨガスタジオで汗を流し、メールチェックをしに 携帯を手に取った時、iチャネル(docomoのニュース速報サービス)の画面に映った。  慌てて実家の家族にメールする。……とほぼ同時に、母からメールが来た。  無事だった! よかった……!  とはいえ、彼女はあの事件が起こる僅か数10分前に、帰宅するためにあの場所を 通過したそうだし、弟は、その時間ソフマップ周辺に買い物にいく予定が遅れ、た またま通りかからずにすんでいたと聞いた。  あの、のほほんと見える母の小さな背中が、……という可能性もすぐそこだった のだ。  ……ぞっとした。  それから、もうひとつの家族……たくさんのファンの人たちの顔が浮かんだ。  大丈夫だろうか。無事でありますように!!  とはいえ大多数のファンには確認のとりようもないので、とりあえず、普段、も うメル友のようになっているメール会員(ファミリークラブ加入者でメールサービ スオプションをつけている人)に、速攻でメールを打ってみる。  「大丈夫です」「そんな事件があったんですか!?」「怖いですね」という、安 全な場所にいるからこその返信の大多数だったけれど、、、「そこにいました」「 横を犯人が通ったんです!」「怖かった…」等の、……明らかに“現場”の、震え るような空気感を乗せたメールが、やはり何通か、届いてしまった。  ……背筋が凍るような思いがした。  もちろん、自分の家族やファンが無事なら良いというつもりではない。  本当に痛ましく辛い事件で、犠牲者の方々とそのご家族・ご友人の方々には、心 から、謹んでお悔やみを申し上げたいと思う。  さぞご無念なことと……心中お察し申し上げます。  犠牲者の皆様のご冥福を、心からお祈り申し上げます。  でも私は、家族達の声を聞いたとき、まず真っ先にーーー怒りや悲しみを通り越 して、深い無力感に苛まれてしまった。  なぜ、、、……なぜ。と。  「酒席は楽しく!」が基本の私だが、凄惨な事件が続くようになってから、時折、 とても親しい仲間同士との酒の席では、そういう事件についての意見交換がされる ようになった。  特に、「自分や自分の家族がやられたら、どうする?」というような。  「許せない」という意見はもちろん大半だったが、その中でも私はやや過激な、  「家族が通り魔に殺されたりしたら、警察に捕まる直前に私が犯人を殺す!」  という意見を、酔った勢いで述べたりしている1人だった。  (いろんなご意見あると思います。気を悪くしたらすみません)  でも実際こんな、ニアミスすぎるような事件が、家族のすぐそばで起こってみる と……「もしあと少し時間がずれていたら、そうされていたかもしれない」という 立場にたって、想像を巡らせてみたら。  とてつもない無力感に、苛まれてしまったのだ。  「その後どうか」なんて関係ない。  死んでしまったら終わりなのだ。家族を助けられなかった時点で。  その時点で、私は……きっと。  そう思った。  僅か数ヶ月前、私の今の自宅のすぐそばーーー隣の隣の家の前で、殺人事件があ った。どうやら個人的な怨恨からの事件のようだったが、私が帰宅するのが後少し 早ければ、口封じに巻き込まれていたかもしれない、というようなことを、取材に 来ていた方々や警察の方から聞いた。  僅か数週間前、私の住む街の一角で、高層ビルの上から作業員の方が歩道に落ち て亡くなったと聞いた。その日私が通りかかるのが後少し遅ければ、もしかしたら 巻き添えになっていたかもしれないルートの真上だった。  僅か数日前、建設会社の社員である相方の現場でも、大変なことがあった。そこ では犠牲者はでなかったし、建設現場では小さな事故(未遂含む)は時々あること で、今までもヒヤリもあったし覚悟もしてきたはずだったけれど、聞いたときは全 身が総毛立ったーーーそんな事故だった。  それらを避けるために、私に何ができるのだろう?  愛する家族を守るために、……いったい、何が。  私達の廻りは、交通事故や偶発事故、事件にまみれすぎている。  安全地帯はどこにもない。残念ながら。  せいぜい、相方には事故にあった時に自分で自分を守れるパワーをつけてもらう ために、旨くはなくてもせめてバランスのとれた食事を出しとくとか、他の家族に は、最後にあんなセリフで別れなきゃよかった! と、会ったときにはせめて思え る程度には優しくしておくとか、そんなことくらいしかできない。  そして、もう1人の家族であるファンのみんなにはもっとーーー「次に会うときま で、あなたを守ってください」と、お願いするくらいしかないのだ。  「もっといい笑顔で会いましょう」───と。  何という無力。何という……。  でも、せめて後悔しないように、日々精一杯生きていくしかない。  これで浮き足立たないように。  落ち着いて、日々を。  読者の皆様に、お願いです。  「あなたを守ってください」  私も、私を守れるよう、精一杯生きていこうと思います。  また会う時まで。どうか、元気で。 ------------------------------------------------------------------- ☆ オガタ → 読者の皆さまへ ☆  本当は御礼を先に話そうと思っていたのですが、あまりにもな事件の前に、  このコーナーになってしまいました。。。。  先日、無事に誕生日を迎えました。  6月6日。「悪魔の子供」は健在です(笑)。  たくさんのお祝いのメッセージ・お手紙・花束・プレゼントを頂きました。  合間を縫って、少しずつ読まさせて(開けさせて)いただいています。  お気持ちが本当に嬉しいです。  ありがとうございました……!!  今日はお知らせモードにはなれず。。。  いろいろなお知らせは、どうかホームページで確認してやってください。  もろもろ、よろしくお願いします。 ==================================================================  [ 緒方恵美の、銀河で、ホエホエ。 ] -vol.78- 発行者 : 緒方恵美 発行日 : 2008.6.9. オフィシャルサイト “M.O.bay” : http://emou.net/ ※ このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』 を利用して 発行しています。http://www.mag2.com/ (マガジンID: 0000071890) ※ 御感想はこちらまで : http://www.emou.net/mo/message2.htm ※ 仕事のご依頼は : 03-3453-1440 (JTBエンタテインメント) ※ インターネットラジオ : http://emou.net/radio.htm ================================================================== <<このメールマガジンの内容を無断で転載掲示することを禁じます>>  Copyright (c) 2001 Wild Wind ltd., All Rights Reserved. -- ※ 發信站: 批踢踢實業坊(ptt.cc) ◆ From: 122.220.229.42

06/10 10:26, , 1F
在說秋葉原無差別殺人事件吧...真的好可怕
06/10 10:26, 1F

06/10 23:23, , 2F
原來如此^^ 一開始看不太懂
06/10 23:23, 2F

06/10 23:23, , 3F
(其實現在還是沒看懂...日文爛沒辦法...)
06/10 23:23, 3F

06/13 04:01, , 4F
緒方大姐是城市小孩 老家在電器街附近 人沒事就好
06/13 04:01, 4F

06/13 09:21, , 5F
日文達人出現啦↑
06/13 09:21, 5F
文章代碼(AID): #18JJysOM (MegumiOgata)
文章代碼(AID): #18JJysOM (MegumiOgata)